秋茜

秋茜

あきあかね

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「秋茜(あきあかね)」は、アカネ属の赤とんぼの一種であり、秋を代表する昆虫の季語です。夏の間は涼しい高山で過ごし、秋風が吹き始める頃に成熟して鮮やかな赤色となり、平地や人里へと大群をなして下りてきます。夕焼け空や実りの田畑を無数に飛び交う姿は、日本の秋の原風景そのものです。茜色の夕日と重なり合うように群れ飛ぶ姿から、哀愁と美しさを兼ね備えた秋の訪れを象徴する季語として愛されています。

この季語で詠むコツ

秋茜を詠む際は、その「色(鮮やかな赤)」や「群れる動き」、そして「秋の光や風」との対比を描くのがポイントです。晴れ渡った秋晴れの澄んだ青空や、傾く夕日、黄金色に波打つ稲穂など、背景となる色彩を意識することで、秋茜の赤がいっそう鮮明に引き立ちます。また、素早く飛んだりふと竿の先や草に止まったりする繊細な静と動の描写も効果的です。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 空・光の言葉: 「夕空」「茜空」「秋日」「澄む」「落日」など
  • 風景・場所の言葉: 「稲穂」「畦道」「里山」「山門」「竿の先」など
  • 状態・動きの言葉: 「群れ飛ぶ」「やすらふ」「かすめ飛ぶ」「とどまる」など

秋茜」の俳句例 (3件)

夕空へ秋茜よりあがりたる
加藤楸邨【現代語訳】暮れゆく夕空へ向かって、秋茜がすうっと昇るように高く飛び立っていった。 【鑑賞】夕暮れの空の広がりと、そこに吸い込まれるように舞い上がる秋茜の姿を捉えた一句です。秋の澄み切った大気と、夕空のグラデーションに溶け込んでいく赤い蜻蛉の動きが、静けさの中に鮮やかに描き出されています。
秋茜とびかひ日向くもるなし
久保田万太郎【現代語訳】秋茜が無数に飛び交っており、日差しの明るい日向には一片の曇りもない。 【鑑賞】どこまでも澄み渡る秋晴れの光景を素直に詠んだ名句です。秋の明るい陽射しの中で飛び交う秋茜の群れと、「くもるなし」と言い切る晴れやかさが、爽快な秋の空気を心地よく伝えています。
日を浴びて草にやすらふ秋茜
水原秋桜子【現代語訳】柔らかな秋の陽射しを浴びながら、秋茜が草の葉先で羽を休めている。 【鑑賞】飛び回る動的なイメージの強い秋茜が、ふと草にとまって休む「静」の瞬間を切り取っています。穏やかな秋の日差しと、草にとまる蜻蛉の繊細な姿が調和し、秋の長閑さと命のぬくもりを感じさせます。

みんなの「秋茜」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋茜」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語