1905年 - 1993年

加藤楸邨

かとう しゅうそん

作風・特徴

「人間探求派」として俳句に人間の内面・感情・思想を持ち込んだ。自然と人間の葛藤、孤独と連帯、戦争と平和といった大きなテーマを17音に封じ込める骨太な詩精神。写生を超えた人の魂に直接働きかける俳句。

生涯・略歴

東京府(現・東京都)生まれ。高浜虚子に師事しながらも後に「人間探求派」を提唱し俳句に人間の内面・思想を持ち込んだ独自の俳境を開いた。「寒雷」を創刊・主宰し多くの弟子を育てた。戦時中も反戦的な姿勢を句に込め人道的な俳人として知られる。教科書にも多く採用され日本芸術院会員。

代表句 (1件)

火の奥に牡丹崩るるさまを見つ