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「秋揚げ(あきあげ)」とは、稲刈りや畑作の収穫、あるいは秋蚕(あきご)の飼育など、秋の農作業の全工程が無事に終わって一段落することを祝う年中行事・生活の季語です。地域によっては「秋上げ」や「秋仕舞い」とも呼ばれ、収穫を神仏に感謝し、互いの労をねぎらうために餅を搗いたり、新米の酒を酌み交わしたりする祝宴が開かれます。春からの長い重労働から解放された安堵感と、実りへの充足感が漂う、温かみのある晩秋の季語です。
農作業が一段落したあとの「静けさ」「安堵」「満ち足りた疲れ」を捉えるのがポイントです。賑やかな宴の様子を描くのも良いですし、片付けられた農具、静まり返った田畑や土間、家族で囲む湯気立つ食卓など、収穫を終えた後の日常の情景を切り取ることで、深い余韻を生み出すことができます。
・生活や食事の言葉(酒、餅、膳、湯気、竈、風呂、土間) ・時間や安堵を表す言葉(日暮れ、夜更け、静けさ、灯、安らぎ) ・農村・自然の描写(新藁、納屋、山里、籾の香、夜寒)
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