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「赤のまんま(あかのまんま)」は、タデ科の植物であるイヌタデの花や実を指す秋の季語です。「赤のまま」「ままこ」「ままこぐさ」とも呼ばれます。晩夏から秋にかけて、道端や野原、あぜ道などに米粒のような小さな赤紫色の粒々とした花をびっしりと咲かせます。その赤く小さな粒が「お赤飯(赤飯=あかのまんま)」に似ていることから、古くから子どもたちがままごと遊びの「ご飯」に見立てて遊んだことに由来します。何気ない雑草でありながら、どこか素朴で懐かしく、愛らしい親しみやすさを持っています。
「赤のまんま」は、華やかな花ではなく、日常の道端に群生する野草です。そのため、気取った表現よりも、素朴さや懐かしさ、あるいは哀愁や孤独感といった情感に寄り添わせるのがコツです。幼い頃のままごと遊びの記憶や、日常のふとした散歩道、あるいは風や雨、電車の風圧といった身近な自然現象や生活の動きと取り合わせることで、小さくとも鮮やかな赤の存在感が際立ちます。
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