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「雪沓(ゆきぐつ)」は、積雪の多い地方で雪道を歩くために用いられてきた履物のことで、冬の季語です。古くは藁(わら)や菅(すげ)、木の皮、獣の毛皮などを編んで作られており、雪に足が埋もれたり滑ったりするのを防ぎ、冷たさから足先を守るための大切な生活用具でした。現代では防寒用の長靴やスノーブーツを指すこともありますが、俳句の世界では今なお、昔ながらの藁沓が持つ素朴な温もりや、厳しい雪国の暮らしに寄り添ってきた手仕事の風情を色濃く宿しています。
雪沓そのものを説明するのではなく、「雪沓を使ったときの感覚」や「雪国の日常風景」を切り取るのが上達への近道です。新雪を踏みしめる「ぎゅっ」という独特の音や足裏に伝わる確かな重み、あるいは外から帰って土間に脱ぎ置かれたときの藁の匂いや、溶け落ちる雪の雫などに着目してみましょう。身につける動作や脱ぐ瞬間に焦点を当てることで、雪の冷たさと人肌の温もりの対比が鮮やかに際立ちます。
・動作や感覚を表す言葉:踏みしむ、脱ぎ捨つ、解く(ほどく)、重たき、軋む(きしむ) ・場所や情景を表す言葉:土間、囲炉裏、玄関、雪あかり、吹雪、山道 ・暮らしや素材を表す言葉:藁(わら)の香、縄目、温もり、炭火
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?鹿の声
みそら近づけ
笹の路
霜畳
微かに跳ねる
冬の鳥
叫ぶごと
鹿の声して
杜の暮る
楓の葉
染まりて山の
色を編み
まだ聞かぬ
鹿の声待つ
山深し
十字路の
どこかに消ゆる
鹿の声