綿摘

綿摘

わたつみ

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意味・由来

「綿摘(わたつみ)」は、初冬のころ、熟してはじけた綿の実からあふれ出た白い綿毛(実綿)を摘み取る作業を指す冬の季語です。綿の花は晩夏から秋に咲き、やがて実を結んで冬の寒風の中でパッと裂け、ふっくらとした白い綿が顔を出します。これを一つひとつ丁寧に手作業で収穫していく様子は、日本の冬の農村における温もりある風物詩として親しまれてきました。

この季語で詠むコツ

冬の冷たく澄んだ外気と、ふんわりとした綿毛の持つ「柔らかさ・温かさ」という、対比的な感覚を意識して詠むのがポイントです。また、機械ではなく人の手で行う作業であるため、寒さにかじかむ指先や、頭に被った手拭い、背負った籠など、人間の生活や動作に焦点を当てると臨場感あふれる句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・日差しや天候(冬日、青空、小春日、夕風) ・身体や動作(指先、かじかむ手、背負う、腰をかがめる) ・道具や風景(籠、前掛け、畑道、畦道)

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