季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「雪布袋(ゆきほてい)」とは、降り積もった雪を丸めて、七福神の一人である布袋尊の姿に似せて作った雪像のことです。「雪達磨(ゆきだるま)」と同じ系統の冬の季語ですが、布袋様特有の突き出た太鼓腹や、朗らかで満面の笑顔を雪でかたどる点に独自のおかしみとめでたさがあります。雪遊びの無邪気さと、福を招くような縁起の良さが重なり合った、古くから親しまれている季語です。
布袋様ならではの「ふくよかな体型」や「福々しい表情」に焦点を当てると、情景が鮮やかに立ち上がります。ただ雪像の形を説明するだけでなく、作った人の遊び心や、庭先にたたずむ姿のユーモラスな温もりを捉えるのがポイントです。また、冬の柔らかな日差しを浴びて少しずつお腹が崩れていく様子や、溶けかかった姿の愛嬌などを詠むことで、親しみやすくも詩情豊かな一句に仕上がります。
・太鼓腹、大きなお腹、福耳、笑顔 ・縁側、庭先、竹箒、日向 ・崩る、解く、傾く、笑まふ