夜着
俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「夜着(よぎ)」とは、大きな着物の形をした冬用の寝具のことで、一般的には「かいまき」とも呼ばれます。綿がたっぷりと詰められており、袖を通して肩口やすきま風をしっかりと塞ぐ構造になっているため、厳しい寒さの夜でも暖かく眠ることができます。古くから日本の冬の暮らしを支えてきた伝統的な寝具であり、そのずっしりとした重みと温もりに、生活の知恵や昔ながらの情緒が宿っています。

この季語で詠むコツ

夜着を詠む際は、ただ「温かい」と述べるのではなく、夜着ならではの「手触り」「重み」「包まれる安心感」を具体的に描写するのがコツです。また、夜着は人の形をしているため、掛けている姿や脱ぎ置かれた姿に人の気配や孤独、旅愁を重ね合わせる表現もよく似合います。外の刺すような冷気や夜更けの静けさと対比させることで、夜着の内側の暖かさをいっそう際立たせることができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・触覚や感覚を表す言葉:重し、袖口、衿、ぬくもり、沈む ・夜や寝室の情景:旅籠(はたご)、古宿、枕、灯影、夢、夜半 ・冬の自然や寒さ:凍つ、北風、霜、静寂

「夜着」の俳句例 (4件)

凩や夜着きて町を通る人
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
夜着に寢て雁が音寒し旅の宿
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
夜着一つ祈り出して旅寢哉
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
夜着は重し吳天に雪を見るあらむ
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

みんなの「夜着」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

潮騒の

沖に冬日の

差しにけり

居酒屋の

名は独航船

霧時雨

霎降る

秋の風情や

葉に雫

枯れ顔の

シワに染み入る

霧時雨

霧時雨

漁り火消ゆる

朝の海

拭き上げし

窓まだ白し

霧時雨

関連する「冬」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事