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「しまり雪」とは、降り積もった雪が自らの重みや寒暖差、風などの影響を受け、密度を増して固く締まった雪のことです。降りたての柔らかい新雪とは異なり、足を踏み入れても深く沈み込まず、上を歩けるほどの硬さを持つのが特徴です。雪国では、生活や移動の足取りが新雪の頃とは大きく変わり、冬の深まりや季節の推移を肌で実感させる存在でもあります。厳しい寒さの中で雪が姿を変えていく、力強さと静けさを併せ持った冬の季語です。
新雪の儚さや軽やかさとは異なる、「硬さ」「密度」「足裏に伝わる確かな感触」を表現するのがコツです。踏みしめたときの乾いた軋み音や、靴底から伝わる反発力など、五感のうち特に触覚や聴覚を意識すると実感がこもります。また、固く締まった雪面には人や動物の足跡、木々の影がくっきりと残るため、視覚的なコントラストや冬の透明感を際立たせる描写とも非常によく合います。
・動作や感触を表す言葉(踏みしめる、軋む、歩幅、長靴、確かな重み) ・雪面の様子を映す言葉(青き影、夕日、輪郭、足跡、轍) ・生活や道具の描写(そり、荷車、帰り道、通学路、スキー)