破蓮

破蓮

やれはちす

別の表記・呼び名:敗れ蓮(やれはちす)

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「破蓮(やれはちす)」とは、秋が深まり、青々としていた蓮の葉が茶色く枯れ果て、風雨に打たれて破れたり折れ曲がったりした姿を指す晩秋の季語です。「破れ蓮(やれはす)」とも呼ばれます。 夏に見せる極楽浄土のような清らかで美しい花や豊かな青葉とは対照的に、骨組みをさらけ出して水面に散らばる姿には、滅びの美や世の無常が色濃く漂います。古くから日本人の心にある「侘び・寂び」の美意識に深く通じる季語です。

この季語で詠むコツ

破蓮を詠む際は、単に「寂しい」「哀れだ」と主観を述べるのではなく、その独特な造形を写生することが大切です。折れ曲がった茎が描く幾何学的な線、破れ目から覗く水面、夕暮れの光が当たったときの陰影など、視覚的なディテールを丁寧に捉えましょう。 また、夏の華やかさの残像を水底に潜ませるように、静寂や冷たさを対比させることで、秋の深まりをより深く表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・水辺の情景(水面、泥水、古池、岸辺など) ・光と影(夕日、影、反射など) ・秋の気配・天候(秋風、秋雨、夕暮、冷やかなど) ・質感や動作(折る、軋む、沈む、佇むなど)

「破蓮」の俳句例 (1件)

暮れてゐるおのれ一人か破蓮
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「破蓮」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

爽籟に

赤き実揺れて

耀きぬ

春満月

巾着の鈴

ここち良し

三ノ輪橋

秋灯のただ

いとほしさ

甘栗の

ころころ影や

秋灯

傘立てに

滑るしずくや

秋ともし

着くまでに

預ける肩よ

秋灯

関連する「秋」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事