年新た

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としあらた

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意味・由来

「年新た(としあらた)」とは、年が改まり、新しい一年が始まったことを喜ぶ新年の季語です。古語の「あらたし(新しい)」という言葉に由来し、単に暦が変わったという事実だけでなく、天地の万物が生まれ変わり、すべてが瑞々しく清らかに感じられるという、深い感動と希望が込められています。古くから和歌や俳諧で詠み継がれてきた、格調高く美しい響きを持つ言葉です。

この季語で詠むコツ

「年新た」自体に「めでたい」「清々しい」という感情が豊かに含まれているため、「嬉しい」や「清らかだ」といった気持ちを直接言葉にして重ねる必要はありません。身の回りの具体的な光景や日常の些細な事物を取り合わせるのが上達の秘訣です。例えば、元日の朝の柔らかな日差し、汲みたての手水、新調した文房具や靴など、身近にある具体的な物に目を向けることで、季語の持つ新鮮な空気感が際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・光や空気を表す言葉(朝光、青空、澄みわたる、風の音など) ・暮らしの道具や動作(手帳、箒、白磁、水、歩み出すなど) ・静けさや改まった姿勢を表す言葉(背筋、座す、整う、静寂など)

「年新た」の俳句例 (1件)

新居とも人や見るらん年新た
高浜虚子『七百五十句』(青空文庫)

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