子の日

子の日

ねのひ

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意味・由来

「子の日(ねのひ)」とは、正月の最初の子(ね)の日のことです。平安時代の宮中や貴族の間では、この日に野外へ出て小松を根ごと引き抜く「小松引き」や、若菜を摘む「子の日遊び」という行事が行われました。引き抜いた小松を庭に植え替えて千代の栄えを祈り、摘んだ若菜を食して邪気を払うという、長寿や無病息災を願う風雅な新年のならわしに由来しています。

この季語で詠むコツ

単に古い宮廷行事を懐かしむだけでなく、初春の野原に漂う清らかな風や土のぬくもり、芽吹いたばかりの生命力を捉えるのがコツです。まだ寒さが残るなかで、わずかに感じられる早春の気配や、健やかな一年を願う晴れやかな気持ちを素直に表現してみましょう。「小松」や「若菜」といった具体的な事物を主役に据えることで、情景が鮮やかに立ち上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・動植物:小松(根引きの松)、若菜 ・場所や光景:野守(のもり)、野辺、嵯峨野、土の香、青空 ・道具や動作:手籠(てかご)、引き抜く、摘む、袖、祝い

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