始和

始和

しわ

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意味・由来

「始和(しわ)」は、正月の異称、あるいは元日の別名として使われる新年の季語です。「始」は年の初めを指し、「和」は寒さが緩んで天地の気が初めて和らぐこと、あるいは人々や世の中が調和して穏やかになることを意味しています。厳寒の冬から春へと向かう最初の温もりや、新しい年を迎えて万物が平和に満ちていくめでたさを言祝ぐ、大変優雅で格調高い言葉です。

この季語で詠むコツ

「正月」や「初春」といった一般的な言葉と比べると、雅やかで引き締まった印象を与えます。そのため、賑やかな正月の騒ぎよりも、新年の清らかな静けさや、家族や集いの場に流れる穏やかな空気を詠むのに適しています。「しわ」という二音の柔らかな響きを活かし、張り詰めた寒さの中にふっとほどけるような温かさや安らぎを対比させると、この季語ならではの風情が際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・光や風の様子(日射し、朝風、青空など) ・室内の静かな情景(床の間、白木、茶の湯、和紙など) ・人の穏やかな佇まい(微笑み、礼拝、語らい、佇むなど) ・伝統的な調べ(琴の音、鐘の音、雅楽など)

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