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「送行(そうあん)」とは、盂蘭盆(お盆)の終わりに、現世に迎えていた先祖の精霊を冥府・彼岸へと見送る仏事や「送り火」を指す秋の季語です。もとは禅寺などの仏教儀礼で用いられる言葉で、静かに祈りを捧げながら魂を送る厳かでしめやかな情景を表します。単なる見送りにとどまらず、亡き人への感謝と別れの情が深く込められた季語です。
お盆が終わる寂寥感や、秋の訪れを告げる空気感を意識することが大切です。燃え上がる送り火の光、夜空に消えていく煙、寺院に響く鐘の音など、五感で捉えた情景を具体的に描き出しましょう。派手な表現を避け、静けさや余韻を大切にすることで、送行ならではの祈りと哀歓が引き立ちます。
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