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「春昼(しゅんちゅう)」は、春の穏やかな昼間の時間を表す季語です。「春の昼」とも詠まれます。冬の寒さが去り、柔らかな日差しに包まれる春の正午から午後の時間帯は、どこか時間が止まったかのような静けさや、心地よい倦怠感、微睡み(まどろみ)を誘います。古くから、その特有のゆったりとした時間の流れや、明るい日差しの中に漂うかすかな物寂しさが詩情として愛されてきました。
「春昼」を詠む際は、ただ「明るい昼」を写すのではなく、その場に漂う「静けさ」や「ゆったりとした気だるさ」をすくい取ることが大切です。大きな動きを描くよりも、部屋に差し込む光の動き、ふと途切れた会話、遠くから微かに聞こえる物音など、繊細な感覚に焦点を当ててみましょう。光に包まれた縁側や書斎など、身近で静かな日常の一コマを切り取るだけでも、味わい深い一句に仕上がります。
・微睡み(まどろみ)、欠伸(あくび)、読書、白日夢(のんびりとした時間を描く無季の言葉) ・柱時計、硝子窓、珈琲、縁側(光や静寂を演出する無季の言葉) ・長閑(のどか)、麗らか、霞(春ののんびりした空気感を補強する春の言葉)
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ
宵の酔い
新酒の樽割るるとき
戻りけり
暗闇の
奧に虫たち
夜を編み
三拍子
ワルツ踊りて
夕とんぼ
石蕗咲きて
丸き無縁の
墓守る
音の無い
野に群れてとぶ
蜻蛉かな