寒し
俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「寒し」は、冬の寒さを肌で感じたときの素直な実感を表現する、冬の代表的な時候の季語です。単に気温が低いという物理的な現象にとどまらず、寒さによって身がすくむ感覚や、心にまで染み入るような心細さ、あるいは冬の澄み切った空気の清々しさまで、幅広い情感を内包しています。古来より和歌や俳諧で愛され、人間の暮らしや自然の気配と結びつきながら詠み継がれてきました。

この季語で詠むコツ

単に「寒い」という感情だけを詠んでしまうと、類型的で平淡な句になりがちです。寒さを五感で捉え、具体的な事物や動作を通じて表現することが成功の秘訣です。たとえば、指先のかじかむ感覚、吐く息の白さ、足早に行き交う人々の姿、あるいは静かな夜の冷気など、寒さを実感させる具体的な情景を描き出しましょう。「寒し」という下五の着地に向けて、上五や中七で日常のふとした瞬間を鮮やかに切り取ると、実感がしっかりと伝わる一句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

寒さを際立たせる生活用具や、身体の感覚を想起させる言葉との取り合わせが効果的です。 ・生活や道具:湯呑、靴音、毛布、灯、木戸、眼鏡の曇り ・身体や動作:かじかむ手、背を丸める、襟を立てる、息、膝 ・自然や光景:石畳、夕暮れ、日差し、乾いた風

「寒し」の俳句例 (4件)

鹽鯛の齒ぐきも寒し魚の棚
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
杉寒し枯葉しきりに吹き落ちて
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
夜着に寢て雁が音寒し旅の宿
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
雪寒し馬に乘らぬ我身かな
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

みんなの「寒し」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

七夕や

願ひの紐の

少し濡れ

冷麦の

白さに午後の

箸止まる

朝顔や

物干し竿を 

借りて咲く

土用干し

本の頁に

海の色

風鈴の

ひとつ鳴りたる

留守の家

向日葵や

誰も来ぬ道

曲がりけり

関連する「冬」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事