御降

御降

おさがり

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意味・由来

「御降(おさがり)」とは、正月の三が日、とりわけ元日に降る雨や雪のことを指す季語です。古来、天や神仏からの尊い授かりものと考えられ、その年の豊作や万物の繁栄を約束する吉兆として喜ばれました。新春に大地を潤す恵みの雨や雪として、感謝と敬意を込めて大切に受け止められてきた歴史があります。

この季語で詠むコツ

正月のお出かけを邪魔する厄介な雨として詠むのではなく、新年の改まった空気や静けさを演出する清らかな景として捉えるのが基本です。雨音の静けさ、濡れて色を深める松飾りや敷石の風情など、五感を用いてしっとりとした情緒を描くと効果的です。また、天からの恵みに対する厳かな心持ちや、穏やかな祝福の気分を滲ませると、季語の持つめでたさが一層引き立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・新年の事物:門松、注連縄、羽子板、拝殿、参道 ・情景を深める言葉:軒並、石畳、土の匂い、雫、静寂、濡れ色 ・動作や心情:傘を差す、手を合わす、改まる、粛か(しずか)

「御降」の俳句例 (1件)

御降の氷の上にたまりけり
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「御降」の詠み

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