投扇

投扇

とうせん

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「投扇(とうせん)」は、江戸時代中期に京都や江戸の座敷で流行した「投扇興(とうせんきょう)」を指す新年の季語です。木製の台(枕)の上に立てられたイチョウ形の的(蝶)に向かって、少し離れた場所から開いた扇子を投げ、的や扇の落ちた形によって点数を競います。落ちた形にはそれぞれ『源氏物語』五十四帖や名所にちなんだ雅な名前がつけられており、新春の晴れやかな座敷を彩る優雅で風流な遊芸として親しまれてきました。

この季語で詠むコツ

投扇の魅力は、静かな緊張感と扇が宙を舞う軽やかさ、そして結果が出た瞬間の歓声にあります。扇がひらりと飛ぶ軌道や、的に当たって「からん」と落ちるかすかな音、あるいは投げ手の真剣な表情や袂(たもと)の動きに着目すると、臨場感あふれる句になります。また、勝敗を競い合いながらも漂うお正月の和やかな空気や、古典的な雅びの雰囲気を表現すると、季語の風情がぐっと引き立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・視覚的な言葉:緋毛氈、蝶(的のこと)、枕(台のこと)、袂、指先、宙、畳 ・聴覚的な言葉:からんと、ことり、笑い声、息をのむ ・新春・座敷の風情:座敷、初春、源氏名、晴れ着、勝負、灯り

みんなの「投扇」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

野紺菊

ドレッシングを

最期まで

野菊まで

黄昏ふかく

しみとほる

とりたてて

何もなき日や

秋暮るる

木枯しや

ボタンに紅さす

夜の自販機

干し大根

折れぬ撓りを

見極めて

新海苔を

炙りて混ざる

風の味

関連する「新年」の季語

春の季語も見てみませんか

春の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事