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「栗(くり)」は秋を代表する味覚であり、ブナ科の落葉高木になる実のことです。古くは縄文時代から日本人の主食や貴重な食料として親しまれてきました。秋になるとイガが割れ、中から艶やかな褐色の実がこぼれ落ちます。実そのものを指す「栗」のほか、イガに入ったままの「毬栗(いがぐり)」、地面に落ちた「落栗(おちぐり)」、栗を収穫する「栗拾(くりひろい)」や調理した「茹栗(ゆでぐり)」「焼き栗」など、多彩な関連季語を持ち、秋の深まりや豊かな実りを象徴します。
栗を詠む際は、視覚・触覚・聴覚・味覚など五感を豊かに働かせることがポイントです。例えば、イガの鋭いトゲの痛さ、落ちた実の滑らかな光沢やつや、山道を歩いていて「パサッ」「コトッ」と栗が落ちる乾いた音、拾い上げるときの掌に伝わる確かな重みやぬくもりなど、具体的な感覚を写生すると句にリアリティが生まれます。また、栗ごはんや茹で栗といった食卓の温かみや家族の団らんを描くのにも最適です。
・山道、雑木林、里山、竹籠、掌(てのひら) ・落ちる、割れる、拾う、弾ける、転がる、香ばし ・深まる秋、暮色、木漏れ日、土の匂い、夕餉
大量の
モール飾って
栗の花
大量の
モール飾って
栗の花