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毬栗(いがぐり)とは、鋭いトゲを持つ外皮(毬=いが)に包まれたままの栗の実を指す秋の季語です。秋が深まるにつれて青かった毬は褐色へと色づき、やがて口を割って中から艶やかな栗の実をのぞかせます。里山や山道にぽとりと落ちる姿は、実りの秋の訪れと豊かな自然の恵み、そして晩秋へ向かう季節の移ろいを感じさせます。
毬栗の持つ「トゲトゲとした形状」「触れたときの痛み」「熟してパカッと割れる動き」「地面に落ちる音」など、視覚だけでなく触覚や聴覚といった五感を意識して描写するのがポイントです。また、木に生っている様子だけでなく、山道や苔の上に転がっている静けさ、拾うときの楽しさや警戒感といった心情と結びつけると、臨場感あふれる句になります。
・場所・情景:山路、古寺、苔、落ち葉、竹林、里山 ・感覚・状態:口開く、弾く、こぼる、転がる、刺さる、艶やか、重たげ ・時間・天候:秋風、秋晴、夕日、朝露、木漏れ日
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