小正月

小正月

こしょうがつ

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意味・由来

小正月(こしょうがつ)とは、一月十五日を中心とした行事やその日のことを指します。元日を中心とする「大正月(おおしょうがつ)」が年神様を迎える厳粛な祝儀であるのに対し、小正月は満月となるこの日に豊作を祈る農耕儀礼や、家庭的な行事が行われてきました。削り花や繭玉を飾ったり、小豆粥を食べたり、注連縄などを焼く「どんど焼き(左義長)」が行われるのもこの頃です。また、年末年始の家事やもてなしで忙しかった女性たちを労う意味から「女正月(おんなしょうがつ)」とも呼ばれ、親しまれています。

この季語で詠むコツ

大正月の晴れやかさや緊張感が一段落し、生活が普段の落ち着きを取り戻し始める時期の気配をすくい取るのがポイントです。お祝いの華やかさよりも、どこか素朴で温かみのある民俗行事の情景や、台所のぬくもり、ほっと息をつくような安堵感を描くと小正月らしさが際立ちます。祭りの賑わいそのものだけでなく、焚き火の煙の匂いや、小豆の炊ける湯気など、五感を活かした生活の描写を意識してみましょう。

相性のいい言葉・取り合わせ

・食や暮らしの言葉(小豆粥、朝餉、湯気、台所、箒、普段着) ・伝統行事の情景(どんどの火、立ち上る煙、繭玉、青竹) ・心情や空気感(安堵、静けさ、雪晴れ、名残)

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