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小倉祭(こくらまつり/おぐらまつり)は、京都府乙訓郡大山崎町に鎮座する古社・小倉神社の秋の例祭を指す季語です。天王山の山麓に位置する小倉神社は延喜式神名帳にも名を連ねる由緒ある神社で、古くから小倉山の清閑な自然に抱かれながら祭礼が執り行われてきました。また、歴史的・歌枕的な「小倉山」のイメージ(紅葉や百人一首)と重なり合い、秋の深まりゆく山里の静けさの中に、神事の太鼓の音や人々の祈りが響き渡る風雅で落ち着いた秋祭として親しまれています。
都会の賑やかな大祭とは異なり、山懐の社に漂う秋の気配や、歴史の重みを感じさせる静寂と賑わいのコントラストを描くのがポイントです。本格的な紅葉の季節を迎える直前の澄んだ空気感、杉木立を渡る秋風、遠くから聞こえてくる神楽や太鼓の音などに耳を傾け、聴覚や触覚を意識して詠むと情緒豊かな句になります。
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