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「雲母虫(きららむし)」とは、主にカメムシ目やハムシ科の「ジンガサハムシ」と呼ばれる小さな甲虫を指す夏の季語です。体長は一センチにも満たない小さな虫ですが、透明な縁取りのある甲羅を持ち、その背中が鉱物の雲母(きらら)のように金色や銀色に美しくきらめくことから名付けられました。古くは玉虫や蛍など、光沢のある虫全般を指す雅名としても用いられましたが、俳句では初夏から夏にかけて葉の上で宝石のように輝く愛らしい虫として親しまれています。
雲母虫を詠む際は、その極めて小さな身体が放つ神秘的な輝きを丁寧にすくい取ることがポイントです。遠景ではなく、庭仕事の最中や散策の途中でふと目にとまった瞬間のような、近接した視点で描写すると実感がこもります。夏の強い陽光や木漏れ日、雨上がりの瑞々しい葉の青さといった周囲の情景と対比させることで、光をまとった虫の清らかで涼やかな存在感を際立たせることができます。
・植物・自然:青葉、葉の裏、木漏れ日、土手 ・感覚・動作:透き通る、きらめく、掌、指先、立ち止まる ・情景:朝の光、昼下がり、晴れ間
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?冬支度
思い浮かぶや
夕の鍋
やはらかな
陽は寒林を
包みけり
新聞の
しめり仄かに
朝時雨
荒縄を
夫は黙して
冬支度
赤と白
緑を生けて
クリスマス
薄れ日に
適ふ波音
少女像