左右近の馬場の騎射

左右近の馬場の騎射

さうこんのうまばのうまゆみ

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意味・由来

「左右近の馬場の騎射(さうこんのうまばのうまゆみ)」とは、平安時代の宮中行事の一つで、陰暦五月五日の端午の節会に行われた騎射の儀式のことです。左近衛府と右近衛府の武官たちが、それぞれの馬場で馬を全力で疾走させながら的を弓で射る勇壮な技を競い合いました。端午の節句の厄除けや武芸の上達、天下泰平を祈る意味合いを持ち、新緑が眩しい初夏を彩る華やかな武芸の儀礼として親しまれてきた歴史ある夏の季語です。

この季語で詠むコツ

「さうこんのうまばのうまゆみ」と音数が非常に長いため、十七音の中にそのまま詠み込むには工夫が必要です。上五から中七にかけて堂々と季語を据え、下五に鮮やかな動作や情景を置くか、句跨がりを用いて勢いよく詠み切ると良いでしょう。馬の蹄が蹴り立てる土埃、弦を弾く鋭い響き、武官の凛々しい装束や初夏の強い日差しなど、躍動感や五感を刺激する描写と組み合わせると、古の宮廷儀礼の迫力が生き生きと現代に立ち現れます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・弦音(つるおと/無季) ・砂煙(すなけむり/無季) ・青嵐(あおあらし/夏) ・嘶き(いななき/無季) ・的(まと/無季)

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