茸干す
autumn 植物

茸干す

きのこほす

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「茸干す(きのこほす)」は、秋に山などで採れた茸を長期保存するために天日に干す暮らしの情景を表す秋の季語です。椎茸や占地(しめじ)などをざるや筵(むしろ)に広げ、軒先や庭先で乾かす光景は、山里の秋の深まりを鮮やかに伝えてくれます。旨味を凝縮させる生活の知恵であるとともに、秋晴れのやわらかな陽光や豊かな実りを感じさせる情趣深い言葉です。

この季語で詠むコツ

「茸干す」を詠む際は、干している場所の陽射しや風の立ち吹き、影の動きなどに着目するのがコツです。単に茸を干す作業の描写にとどまらず、秋晴れの空の広がりや、山里の静けさ、ゆったりとした時間の流れといった背景や周辺の情景を添えることで、季語の持つ素朴な温かみや豊かな暮らしの情景がいっそう引き立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・道具や場所:「ざる」「筵」「軒端」「山家」「庭先」 ・時間や光線:「秋日」「日表」「日陰」「秋風」 ・視覚・感覚の表現:「かさこそ」「陽の匂い」「影の濃さ」

茸干す」の俳句例 (3件)

茸干すや山深くして日陰早し
飯田蛇笏【現代語訳】茸を干しているが、山が深いため日暮れが早く、あっという間に日陰になってしまうことだ。【鑑賞】山深い土地の厳しい自然と秋の日の短さを、茸干しという生活の一コマを通して情景豊かに表現しています。
茸ほす日表長き山家かな
原石鼎【現代語訳】茸を干している日当たりの良い場所が、山里の家に心地よく長く広がっていることよ。【鑑賞】「日表(ひおもて)」のあたたかな秋の日差しが印象的で、山家の静かで心豊かな秋の日常を鮮やかに描き出しています。
茸干すや天の青さの惜しげなく
阿部みどり女【現代語訳】茸を干していると、秋の澄み切った大空の青さが惜しげもなく広がっている。【鑑賞】茸を乾かすのに絶好の秋晴れの心地よさを、どこまでも高い空の豊かな青さに託して爽やかに詠み上げた名句です。

みんなの「茸干す」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「茸干す」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語