夏期休暇果つ
autumn 時候

夏期休暇果つ

かきゅうかはつ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「夏期休暇果つ(かきゅうかはつ)」は、楽しかった夏休み(夏期休暇)が終わりを迎えることを表す、秋の季語です。暦の上では秋に入り、朝夕に涼しい風が吹き始める頃、非日常の解放感から、再びいつもの仕事や学校といった「日常」へと戻っていく時期にあたります。単に休みが終わるという事実だけでなく、夏の賑やかさが去った後の寂寥感や、秋の訪れを感じる寂しさがこの季語の背景にあります。

この季語で詠むコツ

楽しかった休暇中の思い出(日焼け、旅先、海や山)と、目の前にある現実の風景(仕事机、通学路、スーツ、カレンダーなど)との「対比」を意識して詠むのがコツです。休暇が終わる瞬間の、少し憂鬱でありながらも、気持ちを切り替えようとする心の揺れ動きを、具体的なモノや動作に託して表現すると共感を呼びやすくなります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・日常の事務用品(万年筆、手帳、パソコン、時計) ・日常の動作(靴を磨く、鍵をかける、トランクを片付ける) ・秋を感じる自然(秋の雨、冷ややかな風、暮れやすい日、虫の声)

夏期休暇果つ」の俳句例 (3件)

休暇果つまた大都会の渦の中
富安風生【現代語訳】楽しかった夏休みが終わり、私は再び、せわしない大都会の人の渦、仕事の渦の中へと戻っていくのだ。【鑑賞】休暇の解放的な時間から一転して、慌ただしさに満ちた現実の都会生活へと引き戻される瞬間の、少し身が引き締まるような、それでいて一抹の寂しさをはらんだ都会人の哀愁が、見事に表現されています。
夏休み果てたる雨の木々を視る
飯田龍太【現代語訳】賑やかだった夏休みが終わり、しとしとと雨が降る中、静まり返った庭の木々を私はただじっと見つめている。【鑑賞】子供たちの歓声や夏の喧騒が去った後の、ぽっかりと穴があいたような静けさ。雨に濡れる木々を静かに見つめる作者のまなざしから、季節の移り変わりへの寂寥感と、静かな諦念が深く伝わってくる名句です。
休暇果つ青きトランク提げて帰る
山口青邨【現代語訳】楽しかった休暇が終わり、私は旅の思い出が詰まった青いトランクを手に提げて、日常の待つ我が家へと帰っていく。【鑑賞】「青きトランク」という具体的なアイテムが、旅の爽やかさと、休暇が終わる一抹の寂しさを鮮やかに引き立てています。日常へと戻る足取りに、どこか凛とした気品が感じられる作品です。

みんなの「夏期休暇果つ」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「夏期休暇果つ」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語