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「石見鶺鴒(いわみせきれい)」は、秋に日本へ渡ってくるセキレイ科の渡り鳥(旅鳥)で、三秋(秋全般)の季語です。通常のセキレイ類(ハクセキレイやセグロセキレイなど)が尾を上下に振るのに対し、石見鶺鴒は尾を左右にリズミカルに振るという非常にユニークな特徴を持っています。島根県の旧国名「石見」で最初に標本が採取・記録されたことからこの名が付けられました。秋の渡りの季節に林床や川辺、草地にひっそりと姿を現す、風情と珍しさのある鳥です。
一般的な鶺鴒の句と差別化するためにも、尾を左右に横振りする仕草や、秋の渡り鳥ならではの旅情・一瞬の出逢いを捉えるのがポイントです。深く色づき始めた木々の下や、秋晴れの光が差し込む水辺など、季節の深まりを感じさせる情景と組み合わせると、小鳥の愛らしさと秋の静寂が引き立ちます。
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