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朴(ほお)は、山地に自生するモクレン科の落葉高木です。初夏になると、枝先に芳香を放つ大きな花を上向きに咲かせ、手のひらを大きく広げたような巨大な葉を茂らせます。古くからこの大きな葉は、食べ物を盛る器や包む材料として暮らしの中で親しまれてきました。俳句において単に「朴」と詠む場合は、深山にすっくと立つ雄大な大樹の姿や、初夏の光を受けて広がる青々とした大葉の力強い生命力を表す夏の季語となります。
朴を詠む際には、そのスケールの大きさをしっかりと表現することが大切です。見上げるほどの樹高、風を受けてざわめく大きな葉の音、日差しを遮る濃い木陰など、五感で捉えた実感を言葉に落とし込みましょう。深山の静けさや険しい渓谷の風景と取り合わせることで、自然の雄大さや夏山の清々しい気品が際立ちます。
・山道、尾根、渓流、岩肌(山深い自然の情景を表す言葉) ・青嶺、白雲、夏風、木漏れ日(夏の光や大気を想起させる言葉) ・仰ぐ、青し、重なり合う、葉擦れ(視覚や聴覚の動きを表す一般的な言葉)
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?朝霜を
踏み拉ぎゆく
田の柔し
念願の
法隆寺と
秋桜
葱の香や
夜なべの土間の
藁の束
富士の峰
雲居に紛れ
雪ぞ降る
下五をば
思いあぐねて
夜なべかな
漆塗る
夜なべの刷毛や
音静か