季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「春雨傘(はるさめがさ)」とは、早春から晩春にかけてしとしとと静かに降る「春雨」の日にさす傘のことです。春の雨は激しい土砂降りではなく、煙るように細かく柔らかな雨が多いため、傘も大げさな雨よけというよりは、風情を愉しむ小道具としての趣を帯びます。かつては蛇の目傘や番傘などの和傘が主にイメージされ、薄暗い雨景色の中に鮮やかな傘の色が映える情緒豊かな春の季語として親しまれてきました。
春雨そのものが持つ「柔らかさ」「静けさ」「しっとりとした情感」を意識することが大切です。激しい嵐を連想させる描写は避け、傘にあたる微かな雨粒の音や、雨に濡れる石畳の艶、差しかけた傘の下の親しい人との距離感や会話などに焦点を当ててみましょう。また、「春雨傘」という言葉自体に雨の情景が含まれているため、「雨降る」などと重ねず、傘の骨組み、色合い、差し出す仕草といった具体的な動作や視覚描写を取り合わせると、より余韻のある一句に仕上がります。
・石畳(無季) ・雫(無季) ・蛇の目(無季) ・路地(無季) ・薄墨(無季) ・濡れ色(無季) ・春泥(春の季語)
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?