胡麻
autumn 生活

胡麻

ごま

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「胡麻(ごま)」はゴマ科の一年草で、古くから親しまれている代表的な作物です。夏に淡いピンクや白い釣鐘形の花を咲かせた後、秋になると実(さく果)が熟します。秋の季語としての「胡麻」は、主に収穫期を迎えた胡麻そのものや、胡麻を刈り取って束ねて干す作業(胡麻干す)、乾燥させて叩き落とす作業(胡麻叩く)など、秋の実りと農作業の情景全般を指します。実がこぼれ落ちる乾いた音や素朴な香ばしさが、深まりゆく秋の情趣を豊かに伝えます。

この季語で詠むコツ

胡麻を詠む際は、視覚だけでなく「音」や「光」、「匂い」といった五感を活かすのがポイントです。胡麻殻を束ねて干している農家の庭先ののどかな日差しや、胡麻を叩いて粒が跳ねる乾いた小気味よい音、落ちた種をついばみに来る雀の姿などを捉えると、具体的で温かみのある生活感や秋の寂寥感が生まれます。また、収穫後の静けさや夕暮れの傾く日差しなど、時間の推移と合わせるのも効果的です。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 動作・状態:干す、刈る、叩く、こぼる、弾く
  • 風景・場所:筵(むしろ)、納屋、庭先、日溜まり、夕日、古寺
  • 聴覚・視覚:からから(乾いた音)、白胡麻・黒胡麻、雀、日影

胡麻」の俳句例 (3件)

胡麻刈つて日の入る方の庵かな
与謝蕪村【現代語訳】胡麻を刈り終えると、夕日が沈んでいく西の空の彼方にぽつんと草庵が見えていることだ。 【鑑賞】秋の日の入りは早く、農作業を終えて顔を上げた瞬間に広がる夕暮れの静寂と、西日に照らされる庵の佇まいが絵画のように美しく切り取られています。
胡麻干して寺の広庭静かなり
正岡子規【現代語訳】収穫した胡麻をむしろに広げて干してあり、寺の広い庭はしんと静まり返っている。 【鑑賞】寺の広々とした境内に胡麻が干されている光景を描き、秋ののどかな日差しと寺院特有の静謐な空気を素直かつ鮮やかに捉えています。
胡麻殻の門に日当る静さよ
小林一茶【現代語訳】実を落とし終えた胡麻の殻が門口に立てかけてあり、そこに穏やかな秋の日が当たっている、この静けさよ。 【鑑賞】収穫を終えたあとの胡麻殻に注ぐ秋の柔らかな日差しに注目し、農家の日常に漂うしみじみとした静寂と安らぎを感じさせる一句です。

みんなの「胡麻」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「胡麻」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語