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「だらだら祭(だらだらまつり)」は、東京都港区芝大門に鎮座する芝大神宮(芝神明社)で毎年9月11日から21日にかけて行われる秋の例祭のことです。神社の祭礼としては異例の11日間という長期にわたって開催されるため、長々とだらだら続くという意味で「だらだら祭」と呼ばれるようになりました。江戸時代から「日本一長い祭り」として庶民に親しまれ、期間中は名物の新生姜が境内で授与・販売されることから「生姜祭(しょうがまつり)」、縁起物の「千木筥(ちぎばこ)」が並ぶことから「千木筥祭」とも呼ばれます。秋の訪れを告げる江戸情緒あふれる季語です。
「だらだら」という独特のオノマトペを生かした飄々とした滑稽味や、長閑な秋の日常感を詠み込むのが王道です。また、期間が長いために晴天の日もあれば秋雨の日もあるという季節の移ろいや天候の変化を捉えるのも面白いアプローチです。さらに、境内を彩る新生姜の爽やかな辛みと瑞々しい香り、タンスに入れておくと衣服が増える(着たきり雀にならない)という良縁・厄除けの縁起物「千木筥」の愛らしさなど、祭ならではの具体的な事物をクローズアップすると臨場感が出ます。
・風物:新生姜、露、千木筥、大門、芝神明、絵馬、屋台 ・情景・時間:秋雨、秋晴、長日、夕暮、そぞろ歩き、人波 ・心情・表現:長閑(のどか)、のんびり、ゆるりと、賑わひ
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