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「青虫(あおむし)」は、モンシロチョウなど蝶や蛾の幼虫のうち、緑色をしたものの総称です。春から夏にも見られますが、俳句では秋野菜であるキャベツや大根、白菜などの葉に多く見られることから、主に「秋」の季語として分類されています。柔らかく瑞々しい緑色の体で黙々と葉を食む姿や、ゆっくりと身をくねらせて這う様子は、どこか愛嬌と生命力を感じさせます。
青虫を詠む際は、その「色」「動き」「静けさ」に着目すると情景が鮮やかに浮かび上がります。畑や庭の片隅で懸命に葉をかじる微細な音や、指で触れたときの柔らかさ、あるいは葉の緑と同化している姿を発見した瞬間の驚きなど、虫の小さな営みを具体的に描写するのがポイントです。また、食害される野菜との対比や、蛹(さなぎ)になる前の儚さを滲ませるのも効果的です。
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