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「秋師(あきし)」とは、秋に行われる寺院の法要(十夜法要や秋の彼岸、報恩講など)において、各地の寺に招かれて説教や法話を説く僧侶(説教師・布教使)を指す季語です。また、秋の興行で村々を巡る説教節の語り手などを指すこともあります。秋が深まり夜が長くなる季節、人々にわかりやすく仏の教えを語り聞かせるため、各地を巡歴して歩く秋師の姿は、秋の風物詩として親しまれました。
秋師が訪れることで、普段は静まり返っている山寺や村が一時的な活気を帯び、そして去った後には以前にも増した静けさが残るという「人の集まりと去った後の寂寥感」のコントラストを描くのがポイントです。また、旅路をゆく秋師の飄々とした姿や旅の疲れ、夕暮れの寺頭の灯りなどを取り合わせることで、深まる秋の哀愁や人情味を豊かに表現できます。
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