季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「秋の雛(あきのひな)」とは、秋の季節に取り出されたり飾られたりする雛人形のことです。江戸時代、旧暦九月九日の「重陽の節句(菊の節句)」に、春の雛人形を再び飾って大人の女性の健康や長寿を願う「後の雛(のちのひな)」の風習が広まりました。また、秋晴れの日に長持などから出して風を通す「虫干し」の際に目にする雛人形を指すこともあります。春の桃の節句の華やかさとは対照的に、澄み渡る秋の空気と静寂のなかで、落ち着いた風情やどこか懐旧の情を漂わせる季語です。
春の雛祭りが持つ若々しい明るさや祝祭感と対比させ、秋ならではの「静けさ」「古びた美しさ」「光と影」に着目するのがポイントです。歳月を経て少し色あせた衣装、秋の澄んだ斜光に照らされる人形の端正な顔立ち、あるいは人形を通して思い起こされる過去の記憶や家族の面影など、内省的でしっとりとした情緒を詠み込むと深みが出ます。
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?鹿の声
みそら近づけ
笹の路
霜畳
微かに跳ねる
冬の鳥
叫ぶごと
鹿の声して
杜の暮る
楓の葉
染まりて山の
色を編み
まだ聞かぬ
鹿の声待つ
山深し
十字路の
どこかに消ゆる
鹿の声