季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「雪達磨(ゆきだるま)」は、積もった雪を大小二つに丸めて重ね、達磨大師が座禅を組む姿に見立てて作られた雪像のことで、冬の代表的な生活・民俗の季語です。江戸時代の浮世絵にも描かれており、古くから親しまれてきました。当初はより達磨大師に近い形で厳めしい表情を模して作られていましたが、時代とともに子供たちの冬の遊びとして定着し、愛嬌のある現在の丸い形へと変化していきました。
雪達磨を詠む際は、単に「楽しかった」「上手にできた」という感想にとどまらず、時間の経過や細部の質感を描写するのがポイントです。作り立ての晴れやかな姿はもちろんのこと、翌日に陽を浴びて少しずつ傾いていく様子や、溶け崩れていく哀愁には深い詩情が宿ります。また、目鼻に使われた木炭や南天の赤い実、小枝の腕といった身近な小道具に焦点を当てることで、作った人の温もりや情景が鮮やかに立ち上がります。
・素材を描く言葉:木炭、南天の実、蜜柑の皮、枯枝、石ころ ・状態や変化を表す言葉:崩る、傾く、溶け初む、夜を耐ふ、見守る ・情景を広げる言葉:辻、軒下、茜空、朝日、下校路