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「浮寝鳥(うきねどり)」とは、水面に浮かんだまま眠っている水鳥のことを指す冬の季語です。主に日本へ越冬のために渡ってきた鴨や鳰、白鳥などの水鳥が、冷たい水の上で首を羽の中にうずめ、丸くなって眠る姿を指します。凍てつくような冬の寒さの中で、水の上に身を委ねて眠る健気さや儚さ、そして水辺の静けさを象徴する風情豊かな言葉として、古くから愛されてきました。
浮寝鳥の持つ「静寂」と「寒さ」、そして「かすかな揺らぎ」を意識して詠むのが効果的です。鳥そのものの眠る姿を直接描写するだけでなく、鳥を包む環境に目を向けましょう。例えば、冬の夕暮れ時の光、冷たい川風、波紋の広がりなどを取り合わせることで、眠る鳥の無防備さや命の温もりが際立ちます。また、群れでいる姿を描いてぬくもりを強調するのも、あるいは一羽だけで漂う姿を捉えて冬の孤独や寂寥感を深めるのも良いアプローチです。
浮寝鳥は静けさと冷たさを帯びた季語ですので、水辺の情景や光の陰影を表す言葉と非常によく調和します。 ・場所を表す言葉:池、濠(ほり)、水尾(みお)、芦原、入り江 ・情景・動きを表す言葉:さざ波、夕影、たゆたふ、まどろむ、ひそけし ・時間や光を表す言葉:冬日、夕暮、残照、うすあかり
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?秋薔薇の
馨り掬ひて
休みけり
蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ
宵の酔い
新酒の樽割るるとき
戻りけり
暗闇の
奧に虫たち
夜を編み
三拍子
ワルツ踊りて
夕とんぼ
石蕗咲きて
丸き無縁の
墓守る