季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「川浸りの朔日(かわびたりのついたち)」とは、旧暦十二月一日の行事のことで、冬の季語です。この日の早朝、川へ出向いて足を水に浸したり、冷たい水を浴びたりして身を清め、向こう一年の無病息災や水難除けを祈る素朴な民間信仰から生まれました。寒さが本格化する時期にあえて冷水に身をさらすことで、心身を引き締め、邪気を祓う意味合いが込められています。
厳冬の川の凄まじい冷たさと、そこに宿る人々のひたむきな祈りの心を対比させることが大切です。単に「寒い」と述べるのではなく、水に足を踏み入れた瞬間の痛むような感覚や、水面の光、吐く息の白さといった五感に触れる情景を切り取ると、行事の厳かさが際立ちます。昔ながらの暮らしの情景を思い浮かべて詠んでみましょう。
冷たい水や厳しい寒さを際立たせる言葉や、体を温める道具類などがよく合います。 ・「足の甲」「川瀬」「水煙」 ・「息白し」「朝靄」「川風」 ・「手拭」「湯加減」「焚火」