姥桜

姥桜

うばざくら

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意味・由来

「姥桜」とは、花が咲くときにまだ葉が出ていない桜の通称です。「葉がない」を「歯がない」に掛け、年老いた女性(姥)にたとえた言葉遊びから生まれた名前とされています。植物としては主にヒガンザクラなどを指しますが、俳句の世界ではその樹木の姿にとどまらず、年齢を重ねてもなお若々しく艶やかな女性や、人生の円熟期にある大人の美しさを重ね合わせて詠まれることが多い季語です。

この季語で詠むコツ

単なる老いの衰えとして詠むのではなく、長い年月を経てこそ醸し出される気品や、内に秘めた色香、凛とした佇まいを捉えるのが上達の秘訣です。古木が咲かせる生命力あふれる花の力強さに着目するか、あるいは人の歩んできた人生の深みや温もりと響き合わせることで、詩情豊かな深みのある一句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・情景を彩る言葉:古寺、門前、石段、夕明かり、春の風、薄暮 ・人の気配や動作:紅(べに)、微笑み、白髪、歩み、着物、帯

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