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「据り蕪(すわりかぶ)」とは、底が平らで、まるで地面や板の上にどっしりと腰を据えているように見える、偏平な形をした蕪(かぶ)のことです。天王寺蕪や聖護院蕪など、丸みがありつつも下部が平たい品種がこれにあたります。冬の寒さの中で甘みを凝縮させ、堂々と大地に根を張るその姿から名付けられました。冬の季語として、寒さの中にある素朴な力強さや、豊かな大地の恵みを感じさせる言葉です。
「据り」という言葉が持つ、安定感や重量感、静けさを意識して詠むのがポイントです。畑の土からどっしりと顔を出している情景はもちろん、収穫されて台所のまな板の上に鎮座している姿を描くのも効果的です。真っ白で瑞々しい肌の質感や、包丁を入れた時の手応え、冬の冷たい空気感と組み合わせることで、存在感のある生き生きとした句に仕上がります。
・台所道具や仕度:まな板、包丁、籠、土鍋、湯気 ・質感や色彩:真っ白、みずみずし、重たき、肌、土 ・冬の風物・情景:霜柱、寒暮、朝市、井戸水、静けさ
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流るる列島
紅葉染め
街路樹の
露弾き飛ぶ
紅葉狩り
かずら橋
一歩叫びて
紅葉狩り
紅葉狩り
街路の梢
独り愛で
空に浮く
鉄路あやふき
紅葉狩
紅葉狩り
枝葉も染まる
高野山