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「簾はづす(すだれはずす)」は、秋の深まりとともに用いられる生活の季語です。夏の厳しい日差しを遮り、風を通すために軒先や窓に掛けていた簾(すだれ)を、朝夕の涼しさや秋の気配が本格化する頃に取り外して片付けることを指します。「簾納む(すだれおさむ)」「簾巻く」「簾洗ふ」なども同義・関連の季語です。簾を取り去ることで、急に室内に明るい秋の光が差し込み、夏の終わりと秋の到来を実感させる情緒豊かな季語です。
簾を外した前後の「空間の変化」「光の変化」「音や視界の広がり」に着目するのがポイントです。簾がなくなったことで庭の木々や遠くの山がはっきりと見えたり、障子に射す日の光がまぶしく感じられたり、部屋が急に広々と感じられたりする感覚を丁寧に捉えると、生活の実感と季節の移ろいが際立ちます。
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