1847年 - 1926年

内藤鳴雪

ないとうめいせつ

作風・特徴

叙情豊かで品格ある穏健な句風。正岡子規の革新に共鳴しつつも古典的格調を保ち、写生と叙情を自然に融合させた。

生涯・略歴

明治・大正期を代表する俳人。伊予松山藩士の家に生まれ、明治期に正岡子規と交流を深めて俳諧革新運動に参加した。子規の年長の友人として「子規派」の重鎮的存在であり、叙情豊かで品格ある句風で知られた。代表句集に『鳴雪俳句集』がある。老境においても旺盛な創作活動を続け、長寿を全うした。松山・東京を拠点に近現代俳句の発展を支えた。

代表句 (2件)

木曽川は 怒り木曽山は 笑ふなり
旅僧や 霞に消えて 鉦の声