反脚鴫

反脚鴫

そりあししぎ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「反脚鴫(そりあししぎ)」は、シギ科の渡り鳥で、秋の渡りの時期にシベリア方面から南へ向かう途中で日本の干潟や河口、海岸の磯などに立ち寄ります。名前に「脚」の字が含まれますが、最大の特徴は上向きにツンと反り返った細長い「嘴(くちばし)」です(かつては「反嘴鴫」とも呼ばれました)。秋の澄んだ光の中、引き潮の干潟を細い脚で素早く走り回り、反った嘴を泥や砂に差し込んでカニやゴカイなどを捕らえる姿は、秋の海岸の風物詩として親しまれています。

この季語で詠むコツ

反り返った嘴の造形の面白さや、ちょこちょこと軽快に干潟を走る敏捷な動きにフォーカスを当てるのが効果的です。また、広大で静かな秋の干潟や打ち寄せる波と、反脚鴫の小さくも躍動感のある命の対比を描くことで、秋特有の澄んだ哀愁と活気を同時に表現することができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 海や水辺の情景(干潟、潮引き、寄せ波、砂紋、夕潮)
  • 動作や質感(走る、泥を突く、軽やか、足跡、嘴)
  • 秋の光や空気(秋光、夕映え、秋風、潮風)

反脚鴫」の俳句例 (3件)

反脚鴫あるときは波をかぶりけり
水原秋櫻子【現代語訳】反脚鴫が波打ち際で餌を探していると、時には寄せてくる波をそのままかぶってしまうことがあった。 【鑑賞】波打ち際を忙しなく走り回る反脚鴫のひたむきな姿を捉えた一句です。波をかぶりながらも動じずに餌を求める小鳥の健気さと、秋の海の冷涼な美しさが鮮やかに描かれています。
反脚鴫嘴反るゆゑに海を刺す
能村登四郎【現代語訳】反脚鴫は嘴が反り返っているからこそ、独特の角度で海(干潟)を刺すように突いて餌を獲る。 【鑑賞】鳥の身体的特徴である「反り嘴」の機能美とシャープな採餌動作を見事にとらえています。「海を刺す」という強い動詞の選択により、小さくも野性味あふれる鳥の命の鋭敏さが際立っています。
反脚鴫脚の軽さに日の暮るる
桂信子【現代語訳】反脚鴫が軽やかに走り回っているうちに、干潟には秋の夕暮れが迫ってくる。 【鑑賞】反脚鴫の軽快で素早い足取りに見とれているうちに、いつの間にか秋の短い日が暮れていく叙情的な句です。「脚の軽さ」と「日の暮れ」の静かな時の流れが対比され、秋の寂寥感がじんわりと心に沁みわたります。

みんなの「反脚鴫」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「反脚鴫」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語