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甘蔗(さとうきび)は、熱帯・亜熱帯原産のイネ科の大型多年草で、砂糖の原料となる植物です。日本では沖縄や奄美群島などの南西諸島を中心に広く栽培されています。秋になると茎が太く高く成長し、晩秋には銀白色の美しい花穂(すう)を風になびかせます。南国の強い日差しを浴びて青空へと伸びる力強い姿や、独特の甘い香りが秋の季節感として親しまれ、俳句では秋の季語となっています。
南国特有の風土や光景、あるいは五感に響く特徴を捉えるのがポイントです。背高く茂る甘蔗畑に吹き抜ける「ざわめき」や「葉擦れの音」、茎を噛んだときに広がる素朴な甘味、収穫(甘蔗刈り)の労働の厳しさや活気など、視覚だけでなく聴覚や味覚を意識して描写すると、情景が鮮やかに立ち上がります。
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