雷霆

雷霆

らいてい

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意味・由来

「雷霆(らいてい)」は、激しく鳴り響く雷鳴と鋭い稲妻を指す重厚な漢語表現です。「霆」という文字には激しい雷鳴という意味があり、天地を揺るがすような凄まじい雷の威力を表しています。「雷」そのものが夏の代表的な季語ですが、雷霆と表現することで、より硬質で威厳に満ちた響きとなり、神の怒りや自然の圧倒的な力を感じさせる格調高い季語として用いられます。

この季語で詠むコツ

漢語特有の引き締まった力強い言葉ですので、日常の些細な出来事よりも、雄大な自然や緊迫した場面を取り合わせるのが効果的です。四音(らいてい)の調べを活かして上五や下五に置くことで、句全体に鋭い緊張感を生み出せます。季語自体に激しさが十分備わっているため、周囲の言葉で恐ろしさを過剰に説明するのではなく、暗転する山河や一瞬の静寂、閃光が照らし出す影などを淡々と写し取ることで、かえって落雷の迫真性が際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・山、巌、峰、空、闇(自然のスケール感を際立たせる無季の言葉) ・震ふ、裂く、轟く、一閃(激しい勢いや動きを的確に伝える無季の言葉) ・雲峰、驟雨、青嵐(夏の力強い気象を表す夏の季語)

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