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「木の葉衣(このはごろも)」とは、落ち葉や木の葉をつづり合わせて作った衣服のことです。古代中国の仙人や、深山に隠遁した高僧・隠者が身にまとったとされる伝説的な装束に由来します。俳諧においては、実際に木の葉で作った服を指すだけでなく、晩秋の山中などで体に降りかかる落ち葉を衣服に見立てたり、世俗を離れて暮らす人の清貧で風雅な暮らしぶり、あるいはそうした隠者への憧れを象徴する雅趣あふれる季語として親しまれています。
「木の葉衣」は物語性や幻想味を帯びた言葉です。単なる情景描写にとどまらず、深山の静寂や、わび・さびの情緒、冬を間近に控えた晩秋の孤独感を漂わせると効果的です。山寺、隠れ家、落ち葉が降りしきる様子、肌を刺すような冷たい雨や風などと響き合わせることで、詩的な深みがぐっと増します。
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