1661年 - 1707年
たからいきかく
機知と洒脱を重んじた都会的・奇抜な句風。平明かつ口語調の洒落風を開拓し蕉門随一の個性を発揮した。芭蕉の「さび」より「伊達」と「寛闊」を旨とした元禄の都市的美意識を体現。
江戸前期の俳人で、松尾芭蕉の十哲筆頭ともいわれる高弟。江戸深川の医師の家に生まれ、十代で芭蕉に入門した。師の「さび」「しをり」とは趣を異にする、機知と洒脱を重んじた都会的・奇抜な句風を確立した。芭蕉門下中で最も個性的な俳人の一人として知られ、元禄文化の爛熟した美意識を体現した。句集『虚栗』など多くの著作を残し、後の滑稽俳諧にも影響を与えた。