小庭
autumn 生活

小庭

こにわ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「小庭(こにわ)」とは、文字通り小さな庭や坪庭、裏庭のささやかな庭先を指す言葉です。俳句において秋の季語として詠まれる場合、広大な名園とは異なり、限られた狭い空間だからこそ、秋の訪れや深まりが凝縮されて感じられるという独特の情緒を持ちます。一隅に咲く名もなき秋草、ふと吹き抜ける秋風、澄んだ虫の音など、日常の暮らしに寄り添う秋の風情や侘び寂びを象徴する季語です。

この季語で詠むコツ

「小庭」という言葉自体に「小さく慎ましい空間」という情報が含まれているため、その狭さや素朴さに目を向け、小さな変化を丁寧に捉えるのがポイントです。大がかりな風景ではなく、差し込む秋の日差しの角度、地面に落ちた枯葉の一片、縁先から聞こえる虫の声など、五感で感じる細やかな秋の気配を取り合わせると、親しみやすく味わい深い句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 植物:萩(はぎ)、秋草、撫子(なでしこ)、薄(すすき)、菊
  • 自然現象:秋風、秋日(あきひ)、露、夕影、虫の音
  • 暮らしの情景:縁側、掃く、日ざし、一隅(いちぐう)、暮色

小庭」の俳句例 (3件)

小庭にも秋風立ちて萩咲きぬ
正岡子規【現代語訳】わが家のささやかな小庭にも秋風が吹き始め、いつの間にか萩の花が咲いたことだ。 【鑑賞】病床にあった子規が、部屋から見える小さな庭の移ろいに秋の訪れを実感した句です。派手さのない小庭に咲く萩とそよぐ秋風が、静かでしみじみとした季節の情感を伝えています。
小庭にも秋の日ざしのゆきとどき
阿波野青畝【現代語訳】小さな庭の隅々にまで、やわらかな秋の日差しがしっかりと行き届いている。 【鑑賞】狭い庭だからこそ、秋の澄んだ光が隅々まで優しく満ちている様子を温かい眼差しで捉えています。日常のささやかな空間への愛着と、秋の穏やかな明るさが心地よく響き合う一句です。
小庭にも秋めくものの見えそめつ
高浜虚子【現代語訳】この小さな庭にも、どことなく秋らしさを感じさせるものが目につき始めた。 【鑑賞】草木の葉の色のわずかな変化や風の気配など、小庭に現れた初秋の兆しを素直に写生しています。「見えそめつ」という表現に、季節の移ろいを見逃さない俳人ならではの繊細な観察眼が光ります。

みんなの「小庭」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「小庭」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語