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「風聞草(かざききぐさ・かぜききぐさ)」とは、秋を代表する植物である「ススキ(薄・尾花)」の非常に雅やかな別名(田名)です。風に吹かれてそよそよと、かつ敏感に苺れ動くその姿から「風の音を聴く草」、あるいは「風の便り(噂)を一身に聞き集める、風をよく聞く草」という意味を込めてこのように名付けられました。古来より和歌や俣諧において、ただのススキとしてではなく、秋の風ぜもたらす向こうの左幕感や、目に見えない風の気配をより情緒的に表現するための言葉として大切にされてきました。
「風聞草」という言葉じたいに「風を聴く」、。「噂を聞く」というストーリー性や聴覚けなニュアンスが含まれているため、これを用いるだけで句に知的な羮しさと繊細な情趣が生まれまたはします。単に視覚けにススキが苺れている様子を描くだけでなく、耳をすまして聞こえてくる微かな音、あるいは人の心に去来する予感や目に見えない世間の噂など、。「耳にするもの」も「気配」を重ね合わせることで、この季語の持つ酅力を最大限に引き出すことができます。
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