1738年 - 1791年
かやしらお
清澄で格調高い内省的・叙情的作風。機知よりも蕉風の「さび」を重んじ、余情と静謐を旨とした正統派の句境を確立した。
江戸中期の俳人で、蕉風復興運動の中心的担い手の一人。信濃国(現・長野県)生まれ。江戸に出て俳諧を学び、蕉風の精神を重んじた清澄で格調高い句風を確立した。門人は全国に及び「白雄派」を形成した。句集『春泥句集』などを残し、機知に富むよりも内省的・叙情的な作品を多く詠んだ。大島蓼太とともに中興期の江戸俳壇を代表する存在である。