季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「蚊帳に雁を描く(かやにかりをえがく)」、または「蚊帳の雁(かやのかり)」とは、秋の初めに用いられる非常に風雅な季語です。かつて、蚊帳の破れた部分やほころびを繕う(補修する)際、ただの四角い端切れをあてるのではなく、秋の訪れを象徴する「雁(かり)」の姿に切り抜いた青い布などを縫いつける粋な風習がありました。実用的な生活の知恵の中に、季節の移ろいを楽しむ繊細な美意識が込められた、日本ならではの温かみのある言葉です。
この季語を詠む際は、本物の雁が大空を渡っていくダイナミックな光景とは対照的に、室内という極めてプライベートで静かな空間に目を向けるのがコツです。蚊帳という「夏のなごり」と、雁という「秋の気配」が同居する独特の空気感を意識しましょう。窓から入り込む秋の冷気(夜寒)や、かすかな秋風に揺れる蚊帳の様子、灯火に照らされる雁の影などを描写することで、生活に密着した旅情や寂寥感を表現できます。
この季語を使った人気の投稿はまだありません。
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?